10月16日(金)1コマ目

今日、やったこと

ARPパケットの解析


今日のホワイトボード

ARPとは

Address Resolution Protocolの略。IPアドレスをMACアドレスに変換するために使う。

IPがルーティングして決定した次の宛先はIPアドレスで指示される。

しかし、実際にパケットを運ぶイーサネットではPCの識別情報はMACアドレス。よって、IPアドレスをMACアドレスに変換する仕組みが必要。これを実現するのがARP。

図 ARP


ARPの動き

ARPテーブルチェック

ARPテーブルとは、過去に調べたIPアドレスとMACアドレスの対応表。

ここに対象があれば、その情報(MACアドレス)を使う。

なければ、ARPリクエストパケットを送出し、ARPレスポンスを待つ。


ARPリクエストパケット

ネットワーク上を流れるARPパケットをキャプチャし、解析。

図 ARPリクエストパケット①

図 ARPリクエストパケット②
解析結果は以下のとおり。
図 ARPリクエストパケット解析 イーサネットヘッダ

図 ARPリクエストパケット解析 ARPヘッダ①

図 ARPリクエストパケット解析 ARPヘッダ②
先頭はイーサネットヘッダ。イーサネットヘッダのヘッダフォーマットに従ってデータが並んでいる。
イーサネットヘッダの次はイーサネットヘッダのタイプでわかる。
今回はタイプに0x0806。よってARP。
ARPヘッダのフォーマットに従ってデータが並んでいる。
ARPヘッダ内のオペレーションコードには0x0001。これから、このパケットはARPリクエストだとわかる。
ARPリクエストで問い合わせているIPアドレスは探索IPアドレスの172.16.4.253。

ARPレスポンスパケット

ネットワーク上を流れるARPパケットをキャプチャし、解析。
図 ARPレスポンスパケット①

図 ARPレスポンスパケット②
解析結果は以下のとおり。
図 ARPレスポンスパケット解析 イーサネットヘッダ

図 ARPレスポンスパケット解析 ARPヘッダ
イーサネットヘッダのタイプが0x0806から次はARPヘッダだとわかる。
ARPヘッダ内のオペレーションコードには0x0001。これからこのパケットはARPレスポンスパケットだとわかる。調べたかったMACアドレスはARPヘッダの送信元MACアドレスからわかる。

図 ARPリクエスト、ARPレスポンス

結局、パケットは
  • 各ヘッダにはヘッダフォーマットに従って情報が書き込まれている
  • (この授業での)パケットはイーサネットヘッダから始まる
  • 次のプロトコルがわかるようにヘッダ内に情報がある(イーサネットヘッダのタイプのように)
です。

次回以降、いろいろなパケットを見ていきます。





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